スギ花粉症の舌下免疫療法

舌下免疫療法 (舌下錠または薬液による免疫療法) とは

当院では、スギ花粉症に対する舌下免疫療法を行っております。 口の中の舌下(舌の裏)に、スギ花粉の成分が入った錠剤または薬液を含みます。 それぞれの内服方法、増量スケジュールは以下の通りです。

錠剤タイプ:舌下に保持したまま1分間そっとしておき、その後に飲み込みます。 これを最初の1週間は少な目の量の錠剤で始め、2週間目以降はさらに多い量の薬を毎日舌下投与します。

薬液タイプ:1日1回、舌の下ヘ薬液をごく少量から滴下して、2分ほどそのまま含んでおき、その後に飲み込みます。飲み込んだ後 5分間は、うがい・飲食はお控えいただきます。最初の2週間は投与する薬液の量を1~2日の間隔で少しづつ増やしていき、3週目以降は同じ量を維持していきます。

いずれも1回目の舌下投与は医療機関で医師の監督のもと行ないますが、以降は毎日自宅で行います。

スギ花粉症の舌下免疫療法の治療期間は、3年以上にわたり服用することが推奨されております。

スギ花粉症治療の開始時期

安全に治療を行なうために、スギ花粉の飛散する前後には舌下免疫療法を開始できません。花粉シーズンが終わってから治療を開始していきます。ただ、はっきり決まりがあるというわけではなく、スギ花粉の飛散していない時期のだいたい6月から12月ごろまでに治療を開始していきます。

スギ花粉症治療の適応年齢

薬液:12歳以上の方、30日分の処方が可能です。 錠剤:適応年齢はなく、何歳でも処方できますが、目安は5歳以上となります。現在は14日分の処方となりますが、2019年6月以降は30日分の処方が可能となる見通しです。

次の症状をお持ちの方は対象となりません
  • 妊娠しているおよび、近いうちに妊娠希望の方
  • 重症の喘息を合併している方
  • 重い心臓の病気を合併している方
  • ガンの治療をしている方
  • 免疫不全などの病気のある方
  • 治療で免疫抑制剤を使用している方

毎年、つらいスギ花粉症でお困りの方は、まず当院にご相談ください。